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敬天愛人でごわすよ、前川文部次官

151また、文部科学省が騒ぎになっているようです。あまり深くかかわることでもないのですが、古巣なので、現在の心境だけ。前川前事務次官が、文部科学省調査で加計学園の畜産学部新設についての文書がないと答えたにもかかわらず、退職した前川氏が存在すると記者会見して騒ぎになったようです。加計学園の問題があるかないかは別にして、前川さんの対応は不適切です。まず、公務員としての守秘義務を無視している。まあ、言いたいことがあるのだろうし、教育行政の責任者なので言うこと自体はいいのでしょうが、文書を出して暴露するというのはどう見ても守秘義務違反。これを認めたら、公務員全員なんでもかんでも暴露していいことになります。第二の問題点、公私混同も甚だしい。個人として反対でも、公務としてやらなけれなならいのがトップの役目。それを私怨か知りませんが、自らを正当化するために、行政全体の足を引っ張るとは言語道断。はっきり言って個人的恨みでやっていることで、日本の行政責任を破壊する行為です。第三の問題は、文部行政に限らず、いろいろ圧力があるから、それをどうこなすかが行政手腕です。総理府にやられました、だから暴露しますは子供。文部行政の課題は文部科学省内部できちんと対応すればいい話であり、外部、特にマスコミにばらすようなことではだめです。第四の問題は、前川氏自体が利用されていることに気が付いていない。反政府勢力にうまく利用されて、いい政府の攻撃材料にされてるじゃないですか。今後の文部行政への影響を考えているのでしょうか。疑問です。本当に不正行為があったなら、別の国家機関に対応を検討してもらうべきです。しかし、不正や犯罪行為でないから、ああいう、部下の作った文書を勝手に持ち出した鬱憤晴らしをしたのでしょう。あれくらいのメモはだれでもできるし、あることないこと加工修正は簡単です。前川さん、昔お隣の部屋で仕事をした仲じゃないですかしっかりしてください。西郷隆盛の名言「敬天愛人」をお送りします。人を恨まず、天命に従いましょう。

内山家政婦看護師紹介所

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