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家政婦紹介業の未来

DSC04525家政婦紹介業を始めて11年目に入りました。早いものです、文部科学省の施設を辞めてこの家政婦紹介も代々約90年も千葉で続いています。昭和から平成、そして次の時代へと進みますが、よく90年も続いたものです。いまはコンビニや宅急便、大型商業施設で街のお店は大半が姿を消しています。八百屋さん、魚屋さん、電気屋さん、総菜屋さん、洋服屋さん、どれもこれも見かけなくなったかシャッターがしまったままです。家政婦紹介もいろいろな変革があったとおもいますが、日々柔軟な対応ができなければ、急な変動にも太刀打ちできません。これから家政婦はどうなるのでしょうか。
第一に、やはり高齢化社会に対応できないといけないです。介護福祉が充実させるうえで、介護事業所やあんしんケアセンターまたは介護施設や病院との連携強化が急がれます。利用者サービスは介護保険制度では不十分な部分を補う上で家政婦さんを活用することは重要です。今後は障がい者や難病の方々も利用しやすくできるよう、公的な支援も考えてほしいものです。家事代行業であれば、シルバー人材センターや家事代行サービス業との連携の可能性もあります。
第二に、紹介事業所の機能アップです。紹介業は家政婦だけでなく、すべての職種で求人と求職のマッチングするのが仕事ですが、さまざまなニーズをどう仕事に結びつけ、また会社等の収益を上げるかによります。やはり街のハローワークである家政婦紹介所が、責任をもって有益な人材を介護・福祉の現場に斡旋するプロフェッショナルになる必要があります。事実そのために、責任者講習の充実や職業紹介士や家政士等の資格も出てきています。
第三に、成年後見制度による高齢者保護への対応などは、制度体制を整えないと対応できません。やはり問題点を政治家等を通して法的な根拠が必要です。また利用者ニーズを役所任せにせず、国会での議論をしてもらいたいです。そうでないと、紹介所の安定的な経営ができず、長期にわたる利用者サービスができなくなると思います。わたしも商工会議所等での情報収集をしたいと思ってます。商工会議所の若いメンバーは地域ボランティアや福祉活動のほか、地域発展のため地方議会への働き掛けもしているようです。
第四に、地域の拡大化ですね。家政婦サービスのない地域がたくさんあります。これらはサービスを受けたくても受け付ける受け皿がないということです。またニーズの少ない地域だけでの紹介ではなく、他の地域への積極的は展開も必要でしょう。例えば大分の事業者が、大阪や東京でも家政婦紹介をするようなことを考えるべきです。千葉からも東京や神奈川への進出もよいかもしれません。今はインターネットの時代、業務の電算化情報化も進み、世の中では求人求職のアプリもたくさんあります。魑魅魍魎の就職は世を混乱させます、しっかりした紹介所による家政婦紹介で世の中を良くするというのが前提です。そのためには、旧来の紹介所もインターネット、HP、スマホを活用した情報提供がますます求められてくると思います。いろいろ意見があると思いますが、ご異議ご希望をお寄せください。

内山家政婦看護師紹介所

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