京都アニメ事件で青山は死刑を求刑された。この青山と似た人物が世界には存在する。前にも言った気がするが、北朝鮮の正恩である。このところ、頻りにこれまで北朝鮮が主張してきた南北統一も否定、祖父金日成も否定するような発言をして、実際その通り北朝鮮国内ではその意向で変更が随所に行われている。もちろん、部下たちが反対しても銃殺されるか強制収容所行きだから、有無をいわずに言われたままに実行するしかない。北朝鮮の高官はだれもが日本を始め西側諸国を究めて激しいく非難するのだが、正恩の前ではヒヨコのようにおとなしいので、如何に忠臣かがわかる。さて、突然の正恩の妄想でこの国がどうなろうと知らないが、正恩の中身は青山と共通した妄想で生きている。結局、これまでの北朝鮮の政治経済がほとんど壊滅であり、軍事ももう保たない状況をみて、この現実を妄想のまま生きるのは、過去を否定し、過去に責任をかぶせる以外に傲慢な妄想の先はないのだ。はっきり言えば、何をしようが北朝鮮には未来も先もないのだが、正恩は全責任は祖父からの統一こそが悪の元凶であり、そして今でも統一だとうそぶく南朝鮮の連中がうっとうしいのだ。もうほっといてくれと妄想に走る、そして娘を後継者を押しつけて非難から逃れるということだろう。碌な教育も受けていない１１歳くらいの娘がこの国の指導者になるという、まさに狂気と幼稚と妄想で皆殺しで喜ぶしか正恩の未来はない。青山と正恩の頭をかち割れば同じ思考が流れているが、専門家たちはそういう観点がなく重箱の隅をつつくだけで真正面からの分析もできずに、本当の心の闇は解析できまい。さて、青山は死ぬまで獄中暮らしだが、正恩はロシアのプーチンに粗悪な武器を売って大もうけをしているという。もうけは自分の贅沢とミサイル開発に消えて浪費することは間違いない。そして南北統一の夢は正恩の悪夢同様一瞬の露と消えるのは案外近いかもしれない。