旭化成の吉野彰氏が令和最初のノーベル賞を受賞されました。おめでとうございます。リチウム電池は今では日常の消耗品に過ぎないのですが、現代の生活にはなくてはならないもんであり、将来より一層必要になる技術です。これを最初にリチウム電池を考案された博士と正極及び負極それぞれの開発者にノーベル賞が授与されました。負極を開発した吉野氏がたまたま正極についての論文を見つけたのがきっかけのようです。一人ではすべてを発明するのは困難ですが、皆で持ち寄れば何かができるというお手本でもあります。同じくノーベル賞を受賞したLED電球などの実用商品も世界に革命をもたらしています。吉野氏も言っておられましたが、地球環境にも十分貢献するものでもあり、さらに研究開発を行ってもらいたいものです。こういう世界に優れた技術があって、将来の人類および地球に必要なものを国としても推進する必要があります、これは文部科学省が中心となって行うべきです。折角の技術も中国や韓国に奪われて損ばかりしているのは国の責任です。こういう重要な産技術を保護し育成し、国家の利益とすることが科学立国の本文でしょうが、ぐずぐずしているからいつまでたっても日本国内の貧困がなくならないという現実を国会議員は知るべきです。はっきり言って日本国内の工場を中国に移転させたおかげで、中国が世界の工場となり、その利益で強大な軍事国家となったという事実を政治家はしりません。日本ももう一度工場を日本に戻すべきです。日本に工場ができれば工場で働く日本人にお金がはいり、貧困の解消になるのです。いかに政治家や経営者の無知無能が招いた貧困であり、それが結局消費税の増税につながっているのです。もし工場の移転について規制を設けていくか、国内産業の維持に努めていれば中国の世界覇権もなく、香港の自由もあり、ウイグルやチベットの開放もあるわけです。どうしても目先の票にしか興味のない政治家には30年越しでノーベル賞を受賞した労苦がわからないのでしょう。
台風19号が近づき週末には日本に上陸する予報がでています。ひと月前に台風15号で大きな被害がでた千葉県も備えを固めておかないと、被害がより一層ひどくなります。巨大な台風に何度も襲われるというのも地球温暖化が要因でしょう。とても人間一人ひとりでは太刀打ちができません。警察や消防、自衛隊がいるからと言っても限界があります。すでに北海道、東北、大坂、広島、福岡佐賀長崎等々が地震や集中豪雨でダメージをうけました。今回は千葉も大変な状況です。いずいずれにしても、リチウム電気で世界を変えたように、創意工夫で困難を打開することが可能です。人類が大災害でノーサイドになる前に、スクラムを組んで突破できればと思います。がんばれニッポン!!