アメリカ大統領選挙を前に、トランプ元大統領が狙撃されたという。弾丸が右耳から左耳に抜けてわずかな負傷で命には別状がなくて良かったが、実に危なかった。奈良での安倍元総理とは違い、数秒でSPにガードされ、その場で犯人射殺されたのはさすがにアメリカである。返すがえすも、安倍総理の悲劇は日本警察の痛恨の出来事だった。本当にボケというか、墓穴を掘るというか、無警戒でボーッと立っているだけのSP警官には呆れかえる。さて、100メートル以上離れた建物の屋上から発射された弾丸がほぼ正確に標的トランプ氏を捕らえたのであるが、強運のトランプだから良かったが、いとも簡単に世界的要人の命を奪えるという銃の威力には驚くばかり、ここ20年間にイスラム教徒の自爆攻撃に怯えてきた世界も、いよいよ自爆要員が人手不足で自爆テロが廃業する中、今度は高性能銃器が問題となろう。さてさて、トランプ氏の大統領返り咲きと暗殺未遂事件はアメリカの基本的にはアメリカの国内問題であろうが、毎日日常において一般市民が銃で狙われ、何時狙撃されてもおかしくない場所が世界中にはいくつもある。いい例がイスラエル軍が展開するガザ地区だ。もちろん反イスラエルのハマスとの闘いであるが、イスラエル軍の標的にハマスと一般人の区別はできない。つまり、トランプ氏と同様、だれでも日常生活中に頭を打ち抜かれる可能性があるのだ。トランプよ、4年前のコロナ感染ということも含め強運であることは確かだが、一般市民には運が悪いから死にましたでは政治家としての無責任ではないか。トランプ氏も自らの危機を人々の危機と共感すべきで、すみやかにガザの平和を取り戻させることが大統領としての使命と思うべきだ。ラッキー!!トランプ、ガザ地区に平和をもたらせ!!