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陸連の鈍感

DSC02260東京オリンピックは札幌でマラソンをすることに決まったそうです。瀬古氏などの日本陸上競技連盟から選手の意見をまとめてFAXしたそうですが、IOCの委員はだれも見ていないらしいです。お粗末の極みで陸連の存在は否定されました。すくなくとも選手及び陸連の考えをIOC委員に説明に行くべきでした。そしてそれが陸連の仕事のはずです。さて、札幌で行えばマラソン選手も涼しくなるかどうか、札幌の真夏は暑いときいております。文部科学省の大学入試の英語検定の民間英語事業者の参入ですが、ドタバタのうちに延期が決まりました。これも現場を無視し、受験生を無視した結果でしょう。たしかに国際化する上で英語は必須ですが、それは授業をもっと充実することが重要で、いきなり大学入試に持ち出すのは本末転倒です。話をオリンピックに戻すと、東京で真夏に実施するのは間違いです。これは当初より、東京の選考に当たっての問題点でした。結局、IOCの決定で仕切られ、今回もIOCに押し切られたのですが、最初から選手や開催国の意見は聞いていないのです。それはIOCの商業主義で、他のビックイベントと重ならないこの期間に開催するという金の問題でした。本来10月に開催するなら札幌に変更する必要なのないのです。ではIOCの商業主義が悪いかと言うと、そうとも言えません、なぜなら、大赤字で苦しむ開催国を考慮して、商業主義を考えないといけないという、理想と現実のはざまで決定した方策でもあるからです。金がなければ世界のスポーツの祭典も行われないのです。実に難しい問題ですが、これに関連して、地球温暖化対策に重要であるパリ協定からアメリカが離脱するそうです。これも実は経済が絡んでいるのです。二酸化炭素排出世界第二位のアメリカの脱退は条約の意味をなくします。しかしこれをしないとアメリカの産業が維持できない、維持できないと大統領選挙に勝てないという構図です。排出量世界第一位の中国は初めから協定を無視しています。口先だけの参加は意味がないのです。その付けが大型台風の日本直撃です。商業主義のさいたるものが中国共産党で、彼らの貪欲さはチベット、ウイグルにとどまらず、南シナ海から今は南太平洋の島々も侵略されています。莫大は資金と人民を世界中にばらまいて世界支配を狙うのは明白です。こういう国の独裁者を日本に国賓として呼ぶのもいかがなものかと思いますが、安倍さんも後悔しないといいのですが。気持ちは天皇の祝意に今年はアメリカ大統領、次は世界第二の習主席と豪華さを競いたいというのはわかりますが、これも商業主義に付け込まれるのではないかと心配です。いずれにしてもトップに立場にある者は商業主義が前提ではなく、まず現場に立ち返って仕事をしないと、身の丈ではないとひっくり返されることになりますので、注意が必要です。

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