アフガン撤退で日本も援助した一兆円近い税金が霧消したらしい。先進国の一員として義務を果たすうえでは仕方がないし、それが無駄になろうが有益に使おうが現地の人々の責任であるので、とやかくも言えない。しかし、徳川慶喜のように尊王攘夷の哲学をもって平和的に引き下がるのと、アフガンの崩壊は全く違う。いかにイスラム教徒が真理がなく、暴力と略奪の世界かを表す出来事だ。何回か述べたが今年から国家消滅が始まり、アフガンが真っ先に現実になった。まあ、すでに中国共産党の傀儡として飲み込まれた国があるが、それは今更いうまでもなく、問題は今後どこが続くかである。
さて、日本もアメリカに軍事も経済もワクチンも全部依存するのではなく、自力がないと、アフガンの二の舞になるので、急遽コラムに出したが、食料も資源も全部他国に依存し、今回はワクチンも全て輸入、これでは万が一のときに日本国民はコロナで全滅になる可能性があると言うことだ。この国の政府は緊急事態対応も危機管理も何もないという証明だろう。あれだけ地震や津波、原発、台風で懲りても、次の対応すら考えていない。結局憲法を改正しない国会議員の無責任ぶりが問題、これだけ国民が貧困になっても彼らの歳費は１円でも削減することはなく、またＮＨＫ職員の一般社員でも軒並み年棒一千万円以上とはどこが民主主義なのだろうか。
話はもとに戻して、日本政府は５００兆円をコロナ関連でばらまいたが結局市民に使われることなく、それはアメリカへの投資に回ってしまったということだ。さらに、日本製ではなく、安い中国製品を購入するので日本の工場や産業が成り立たなくなっている。コロナ問題ではなく、この国の消費動向が日本製購入ではないという大問題があるのだ。これだけ日本社会に金が回らないのに、どこかのクズ政府は消費税を１０％に上げて消費を冷やしてしまった。喜んでいるのは金の延べ棒を密輸してから国外の持ち出し消費税分を還付される中国人たちだけだ。さらに愚図の政府は為替も円高のまま対策しないし、デフレも維持したままだ。黒田総裁ももう息切れなのだろうか、というより日銀が打つ手を出してもその金をアメリカ投資に回す輩が国を亡ぼすのだ、その金をアメリカ投資に使うのではなく、国内ワクチン開発などに使うべきだろう、それが国家戦略であり、日本が発展途上国に寄与する機会でもあるのだ。全く知能がないというか、ワクチンが不足ではなく、奴らの脳みそが不足なのだ。孫正義のような経済がわかる大物がかじ取りをしないかぎり、よろよろの大臣では無理、孫さんは孫悟空にみえてきた。