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プーチンの仕組んだ餓死作戦

歴史をみながらプーチンの行動を分析すると、まれで桶狭間の今川義元のように、何万の軍勢で攻め入っても、組織的な精鋭部隊、つまり信長には手も足も出ずに討ち死にした例もあろうかと考えていたが、ちょっと気になることもでてきた。なぜプーチンちゃんはウクライナを狙ったか、当初は今後の対
中国共産党への対抗上、ウクライナの人民と土地および軍需産業をなんとしてもロシアに編入しないと、中国の軍門に降ることになるという読みでの進軍で、それは個人的にはまっとうな考えでの侵略と判断しているのだが、それ以外にも目的があるのかもしれない。しかし、NATOやアメリカを意識して侵略したというのは素人の考えだ、すくなくとも西側に戦力で負けるという意識はプーチンにはないはずだ。そこで出てきたのは、穀倉地帯としてのウクライナの存在だ。もしここを占領されれば、世界の食糧事情が極めて不安当になる。実際、ナチスドイツはソ連の穀倉地帯を破壊して、スターリン下のソ連に飢餓作戦を行い、戦争ではなく飢え死により死滅させる気だったのだ。つまりは、プーチンの戦略として世界の人々を餓死させるということを考えてのことだろう。事実すでに小麦等の国際価格は高騰している。日本ではパンやそばまで小売価格が高くなり、今後の需給も危うくなっているのだ。さて、プーチンの仕組んだ罠にはまって世界大戦に発展するかそれとも餓死するか、また、その前にいち早くプーチンの野望を打ち砕けるか、世界はウクライナに注目すべきだ。

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