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天皇制の不思議

世界中で独裁国家が増加している。ロシアのぷーちん、中国の習、北朝鮮の正恩、どれも名うての独裁者である。おそらく、トランプ前大統領も返り咲けば打って変わって独裁者となるだろう。民主主義国家である日本はどうこう言う連中と立ち向かうのかという大きな問題があるが、だからといって幕末の天皇がトップに立つことはもはやできないだろう。ということで民主主義日本の天皇制とはなにかということを専門家たちはどう考えているのだろう。現在の独裁体制は、コンピュータなどを駆使した国家体制を強化しているが、根本はナチスのヒトラーや、ソ連のスターリンの進化型にすぎないだろう。古代には血のつながりがあることが前提でローマ帝国や中華帝国が存在し、興亡を戦い抜いていた。現在も王政がある国もたくさん有るが、ほぼ天皇制と似たり寄ったりだが、外人から見ると各国の王政と天皇制は違うとみるのではなかろうか。キリスト教の法王にも似たところも感じるし、統治というより人気が有って注目される存在でもある。太平洋戦争が無条件降伏でも最後の条件は国体の維持存続であり、なにがなんでも天皇の存在が必要不可欠であり、そのまま現在まで、または未来永劫天皇制の国会は存続するだろう。さて、では天皇とはなにか。つまりは猫と似ていると思う。どの家でも猫を飼えば、今は猫が中心、まるで猫が王様のように、人間は傅き、それを喜んでいる、そして家族全員が猫を中心にまとまって平和に過ごすという家庭が多いと思う。昔の猫はたしかにひっそり家の片隅で餌をもらって細々と生きていたが、今は一家の中心で、誰もが猫に気遣い、ご機嫌を取っている。おそらく新興国の子供より、贅沢な生活をしているだろう。まさに「ネコは神聖にして犯すべからず」であり、ネコに危害を加える者が現れれば全力でなにがなんでも排除するだろう、まさにネコ愛、ネコへの忠誠心だ。今言ったように、神聖にして犯すべからずという、絶対的な敬愛精神は極めて共通する感覚を感じる、国家と家庭という全く組織が異なっても人間たち意識には同様な行動が見られれば、これは同じ根源で動かされているとしか思えてならない。一方で、プーチンや習や正恩を可愛いとも、心から世話をしてあげねがならぬという気持ちは金輪際起こりえないだろう。絶対独裁制と天皇制は根本からして異なる物であり、絶対独裁性は絶対滅没させねばならない不退転の敵であると述べておこう。

内山家政婦看護師紹介所

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