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総選挙前夜の百鬼夜行

衆議院総選挙による魑魅魍魎の百鬼夜行かハロウィンのお化けの行進か一寸先は闇の様だ。当落線上の国会議員は死刑前の囚人の気分なのかもしれない。どこかの皇族関係も弁護士試験に受かった様子もないらしい、どこもかしこも息をひそめているのだろう。ちなみに余計な事だが、選挙の参考になるかもしれないので、書いておきます。つまりいまだに野党とマスコミがモリカケ問題を取れ上げているのがそんなに重大な事なのかと言う疑問ではあるのだが、モリカケについて悪意のある報道は選挙民に誤解を生む可能性がある。つまり関係当事者をイッパひとからげにしてしまうと政権側の汚職だという構図にして政治の指導権をもぎ取り、政権を奪いたいという魂胆だが、それは脚色しすぎだろう。特に自殺した財務省職員の奥さんが登場して人情劇にしたので効果的ではあるが、しかし、奥さんにも自殺された職員の方を誹謗中傷する気は全くなく無念でお気の毒としか言いようがないが、せめて自殺はするべきではなかったことは申し述べたい。自らが証拠隠滅をするのではいくら遺族が頑張っても新しい事実はでてこないのだから。私が言いたいのは、モリカケに関することをまとめて考えるのではなく、まずは学校を作ろうとして総理大臣に近づいた経営者の責任、それを支援したために自分の首を絞めてしまった政治家の責任、国家の財産を管理する省庁の責任、そして上司が部下に改ざんをさせた責任の四つにわかれるのだ、そしてそれらは関連はするが本来は別物である。上司の強制と部下の抵抗はモリカケに関わらず一つの労使関係であり、自殺させた上司はその責任を負うべきだ、しかし、その問題がモリカケはきっかけにすぎず、あくまでパワハラ問題だ。そして財務省は適正に国有財産を売却したとは思えないし、まさに忖度があったのだろうが、省庁における責任の所在は所管大臣までの話で、忖度があったところで政権にまで責任は問えないだろう、憲法上国会と行政は区分されているのと考えは同じ。三つ目に、総理大臣もいろいろ出まかせのような答弁を非難されてはいるが、そもそもあまり政治家本人の認識がない中で妻を庇うための方便で自ら墓穴を掘ってしまったのだろう。そんな、政治家が舌足らずで誤解を招くとは情けないが、油断と言うか甘く見すぎた結果である、もちろん、その程度の事で、はっきり言って勝手に忖度して気を利かせた財務省局長のバカさだけが責任を取ればすむようなレベルの話だ。結局、当事者の学校経営者はなんとか総理大臣に取り入り学校を作りかったのだろうが、結果として、人頼みでなんとかうまく立ち回ろうとしたことが総理大臣夫人をはじめ多くの関係者に多大な苦痛を与えたという滑稽な結果になったのだ。強いて一番悪い奴と言うならこの経営者の裁量器量の無さなのだが、終わってみれば建設途中の学校をはじめ何から何まで全てを失い、これ以上責任の取れようもないだろう。結局何度も言うが、いまさら言った言わない程度の話で国政を揺るがす野党やマスコミの方が責任重大なのだ。コロナ問題、経済問題、貧困や犯罪、国際的な人権問題や環境破壊や国防問題等、大きな問題を議論すべき時にいまだにモリカケを一番に取り上げる連中の真意はなんだろうか?彼らこそが日本を破壊し滅ぼそうとする悪魔の魑魅魍魎そのものなのだ。

内山家政婦看護師紹介所

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