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中国の侵略の目的とは

中国共産党の目的は明確に世界制覇であり、そのために経済力にものを言わせ、世界中に軍事力の強化を図っている。台湾統一など世界制覇の過程の一つに過ぎない。単に香港の次は台湾だという事で、有事は目前に迫っている。そう感じないのは日本の政治家だけだろう。実際、日本国内の反日人権団体の動きも活発だ、まあ彼らの目的も明確なのでどうしようのなにのだが、しかし人権という嘘はいい加減やめて欲しい、はっきりと中国支持団体とすべきだろう。
そこまで明確な目的で14億人を動かせる中国と比べて、大日本帝国の太平洋戦争突入の目的がなんだのかはいまだに不明であり、そこがまた反日団体の活動の元になっていると思っている。第二次世界大戦で、一方のヒトラーのナチスドイツは目的が明白だ、すなわち第一次世界大戦のリベンジだ。大敗したドイツは周辺国から多額の賠償を取られ、領土も取られ、生きるか死ぬかの状況だった、そこでヒトラーが敗者復活を宣言し、瞬く間にヨーロッパを制圧したのだから、まさに欧州の大戦はヒトラーの闘いだった。しかし、日本はアメリアを仮想敵国としてはいたが、アメリカと戦争したわけでもなく、そもそも中国大陸に攻め入っていたのでその余裕がないことを上層部は十分理解していたはずだ。また石油がないとか資源の輸入が妨害されたと言っても、それ自体は貿易上のはなしであり、すぐ戦争だと言うバカはいない、逆にそこで軍隊を出すなら国家的な窃盗団か強盗団呼ばわりされるだろう。確かに国際連盟は日本は自ら脱退したが、外交交渉することもなくまして戦争に入る必要性もないはずだ。だれかが戦争しろとか、ヒトラーのように先導した者も明確ではない。一体なんで何の目的で真珠湾から始まる戦争が勃発したのだろうか。反対に、もしアメリカは日米戦争の可能性があれば事前に防御態勢を敷いていたはずだが、ドイツとの開戦を嫌っていたアメリカさえよもやの不意打ちを食らった格好だ。ルーズベルト大統領は事前に知っていたという話もあるが、実際は油断以外の何ものでもないくらいで、とても日本が戦争を仕掛けるとは予想していたのか疑問だ。ヒトラーもいない、リベンジでもない、経済戦争でもない、ただ意地でアメリカをぎゃふんと言わせて半年で土下座させるという子供じみた発想はなんのだろうか。考えられるのは、現実的な、物理的は要素で開戦したのではなく、精神的な何かが世界における日本のあり方に火をつけたのだろうと思うのだ。決して莫大な犠牲を払った戦争責任を肯定するつもりはないが、戦争目的はヒトラーの快進撃を見て、ここ一番、日本も世界に打って出ようと言う侍の魂が見て取れる。関ヶ原で東西両軍がせめぎ合った、あのとき勝馬に乗れなかった勢力が明治維新で反対に勝者となり、昨日まで日本を支配していた人々は戦う場もなく、地位も財産も奪われて行った。いつしか大日本帝国となって一丸となって世界に君臨したいという欲望が、いつのまにか戦争と言う手段を使ってしまったのかもしれない。結局は日本人だけが暴走し、気が付いたら負けていた、おかげで後で理由を聞かれても、なにがなんだかだれもわからない。そのわからないという理由で死んだり殺された人は魂となって、日本はとんでもなく悪いバカなやつらだと思い込んでいる反日団体になる。というように日本は極めて意識が曖昧で動いてしまう傾向があると感じる。それに比べ、中国もロシアも、北朝鮮も韓国も、アメリカも、イスラムも確固たる意図を持った国家であると認識すべきだろう。話は長くなったが、それがまた日本企業の活動にも関係している。日本の企業で明確な目的や意図をもつ会社はすぎない、精々モノづくりでは他社に負けないと言うくらいだ。しかしアメリカの世界戦略企業は明確な目的意識をもって活動している、すなわちトップの発言がそのまま会社の方針だからだ。日本にはロクな政治家も経営者もいない根本原因がそこにある。

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