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西南戦争なみの失態

西郷隆盛を担ぎ上げ、薩摩の不満士族15000人が明治政府に戦争を挑んだのは150年も昔のことである。戦意は極めて高いが、彼らの主張は不可解なものであった。いずれにしても熊本城という巨大な城郭も恐れず突進し、明治政府軍を攻撃した。薩摩武士は旧式の銃と日本刀が武器だが、やがて応援に駆けつけた政府軍に圧倒されることになる。結論を言うと、無意味な無駄な無謀な戦いだった。田原坂では双方一日で100万発の銃弾を至近距離で打ち合い、最後は日本刀同士の抜刀白兵戦という前代未聞の戦いとなった。薩摩軍はほとんどの将兵を喪失し、最後は鹿児島の城山で西郷隆盛は切腹して終結した。なにが薩摩を暴走させたかはここでは問題ではないが、世界ではロシアがプーチンの旗頭のもとウクライナを蹂躙している。いずれはプーチンも切腹するのだろうが、目的も自己中心的、かつ装備も時代物の骨董品ばかり、いつのまにか世界の超大国から野蛮なロシア帝政に祖先返りをしたのかもしれない、そう、ラスプーチンは偉大だった。ラスト、プーチンはいつ発射ボタンを押すのだろうか。正恩はボタン押したで、いかにもヤクザの親分のようにミサイルの前で粋がって部下どもと歩いていたが、元気で何よりだ。
はっきり言って、プーチンも正恩も国内のことがわからないのだ、国内問題、経済問題が不得意、おそらく民政とか国民生活については全くといって素人であり、故に唯一わかりやすい軍備で名を上がるしかないのだというのが真相だ。もちろん、どこかの国の総理大臣が国民の生活や福祉をどう考えているかは懐疑だが、しかし、日本や西側諸国は選挙があるので、どうしても軍備よりも民政が優先になる。ゆえに民主主義国家しか世界はよくならないのだ。もし選挙がないとか、おざなりの強制された選挙の元では結局プーチンのように戦争するしか自己満足はできないということを歴史は語っているのかもしれない。

内山家政婦看護師紹介所

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