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なぜ犯罪が多発するのか

これまで日本は治安の良さを売りにしてきたのだが、総理大臣まで無残に殺される時代になってきた。いまだに詐欺の電話に高齢者は搾り取られているのに、統一教会や創価学会などのエセ宗教による詐欺まがいの寄付強要が原因だと言われている。さらには霞ヶ関の上級公務員などによる公職を利用した給付詐欺、熊本県のアサリ偽装や、知床の運営許可に値しないような遊覧船の事故、地域医療に尽力した医師へのガソリンや散弾銃での理不尽な殺人、幼児の虐待死、市民の情報を漏洩する危険性のあるUSB管理、不注意というより無能な多額給付金の振り込みと使い込み等々いくら並べてもきりが無いくらいの犯罪のオンパレードだ。しかし、はっきり言って共通点は山ほどある。もちろん人間社会では犯罪はなくならない、そして被害もなくならないだろう、しかし、抑止することは十分可能なのだ。率直に言って、現代の犯罪は貧困の裏返しなのだ。仕事がない、金がないので、もうけ話に飛びついてしまう、それが犯罪であったとしてもだ。如何に頑張って仕事を見つけても日々の生活さえまかなえない給料ではやっても無駄という感覚だろう。一方、天下りや一部の経営者は労働者のことなの全く考えもせずに、自らの利益しか欲望のままに己の物としている。巨額な報酬が例えば、一億とか十億とかが平気で社長の懐に入るのに、非正規の労働者には時給500円だってざらだ。こういうことが年間数千万円の給与をうける国会議員は何もしていないと言うことだ。もう一度言うが、労働者や会社員、特に非正規の人々に対する賃金がまったく行き届かず、無職や退職の繰り返しで、貧困層が日本中にあふれた結果、重大な事件や事故が多発しているのだ。さらに悪いことにマスコミや評論家・学者が一切警告も進言もせず、ただただ傍観している。これで犯罪をなくすなど茶番だろう。そして、なんのことはなく警官を増やしても効果がないだろう、銃や麻薬は瞬く間に蔓延するし、ネットを使った犯罪も巧妙化し、高齢者や社会的弱者はつねに狙われ被害を受ける。そして政治家はただただ選挙のことしか考えていない。黄金の三年間は岸田政権は何をするのか、できるのか、安倍元総理も天国から見つめているだろう。

内山家政婦看護師紹介所

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