トップイメージ

カイロス爆発失敗

昨日はアカデミー賞でゴジラ-1.0などが受賞する快挙に湧きましたが、今日は民間のロケット「イカロス」の打ち上げ失敗でがっかりです。まあ、本当に平和な国であり、怪獣映画も宇宙ロケット打ち上げも今後の日本の活力です。亡くなった漫画家トリイアキラ氏も大きな功績を残し、早すぎる死を悼みます。さて、一方世界はいまだに紛争戦争で明け暮れてます。ロシアの侵略は許されないことですが、ガザの紛争は一体何なのか。過激派のテロリストたちがイスラエルを奇襲しいまだに攻撃を続けてますが、彼らの家族は餓死寸前であり、食糧も医薬品もありません、こんな理不尽な闘いをしておりほうが異常でしょう。日本はこのような宗教に絡んだ紛争がほとんど無いから素晴らしいです。まあ、オウムとか統一教とか問題はあるのですが、宗教が表に出てこないのも、政教分離がしっかりしているからです。そう言いながら公明党は平気で宗教観を政治に持ち込み、日本の防衛産業の足を引っ張ってますが、気に掛かるところです。このような日本における宗教の取り扱いは、織田信長の功績です。宗教を語って暴挙を繰り返す比叡山を焼き討ちしたことは、その後の日本史に革命をもたらしました。その後の徳川家康のキリスト教禁教令で、西洋列強の日本植民地化は防ぐことができたのも幕府の功績でしょう。そして明治初期の廃仏毀釈が仏教の政治化にトドメを指しました。貴重な仏教遺産を灰塵に帰したのですが、仏教による政治介入は完全になくなったわけです。最後に神道は王政復古で息を吹き返しましたが、太平洋戦争の敗戦で神社勢力も衰えたことにより、もはや宗教が日本の精神的支柱にはならず、科学文明、科学思想が大きな信仰となったから、ロケットや怪獣(恐竜)が日本の関心になるのでしょう。しかし政教分離だからといって、宗教をないがしろにしろとか信仰してはいけないというのは誤解でしょう、神様を誰もが信じるべきだと思いますし、そうでないなら悪魔の精神すら是認する輩も出てきてしまいます。政治は政治、宗教は宗教、それぞれが活動すればいいことであり、ローマ法王がウクライナに「白旗を揚げてロシアに屈服しろ」とは、法王といえども考え違いも甚だしいでしょう。

内山家政婦看護師紹介所

トップへ戻る