宗教国家同士の戦争、指導者たちは聖戦なり、神に誓うとか言って戦争しているが、かれらの天国は死後にあるのだろう。つまり現世での問題は全て死後に先送りしているから何も解決できないのだ。さて、不毛に論理で生きる依存症、アルコールやギャンブルや麻薬覚醒剤等々、さまざまな誘惑に溺れてしまう人々、そしてこれから依存してしまう人々。だれもが自分を含めて何かにすがるように依存してしまう病気だ。何十億と金を掛けての賭博でいるのは快感だろうか、それとも自己満足なのか、そして結局のめり込んでしまう。東日本大震災の裏では大企業の御曹司が100億円のすって関係会社に支払いのツケを回して大騒ぎになった。まあ創業者家族のボンボンだから返済は絶やすかったろうが、超人の如く野球界を制覇し続ける大谷さんが努力で稼いだ資産を、お遊びの賭け事の付けに回されては不幸の極みだ。まさにそれの代償で元通訳は人生ごと棒に振ってしまう。金を掛けたのではなく人生を掛けてしまったということだ。博打で自分の人生をかけ、酒に自分の命を掛けてしまう、吹けば飛ぶような男の人生とはなんだろうか。しかし、そんな吹けば飛ぶような将棋の世界ではことごとく対戦相手を吹き飛ばす偉大な名人が全部のタイトルを制覇し続けている。人生とは本当に地獄と天国が紙一重でできているのだ。