米ロ首脳によるウクライナ停戦交渉は不調に終わった。トルコのエルドアン大統領や欧州のほかこれまでの和平交渉どおり、プーチンはウクライナ全土を手中に収めるまで戦争をやめる意思はないと言うことだ。アメリカのトランプも親しいプーチンの肩を持って交渉したのだろうが、見事に振られたと言うことだ。もともとノーベル平和賞狙いという足下を見透かされ、おそらく交渉というようなものではなく、ロシアの脅しを拝聴しにアラスカくんだりにお邪魔しただけでディールなんて格好の良い物でもなかった。今後どうするのか、ノーベル平和賞は取ることはないだろう。もともろトランプのディールなど、本来の交渉という代物ではなく単なる押しつけであり、金持ちの押しつけは誰も従うしかないが、従ったところで経済という神の手はトランプの指の間から利益と信頼がこぼれ落ちるだけなのだ。さて、しばき隊はじめ左翼活動家が本来の日本の立場を終止攻撃している姿は、民主主義を破壊する行為であるが、マスコミのだれも指摘せず、放置のままに野放しで左翼活動家の言いなりではこの先も思いやられる。だれもが理屈や説明では理解されえず、どんな理屈も通らない暴挙的な左翼活動家の本心が分からない所なのだが、要は簡単なことだ。憲法第9条という言霊だけが彼らの中心でこれが有る限り、彼らの発想は変わらず、他者を攻撃し続けるのだ。憲法第9条は、これまでの日本の在り方を崩す根本的なくさびであり、これを打破しなければ古来からの日本の精神は復活し得ない。第二次世界大戦は人類が神に挑んだ始めての宇宙戦争だったが、太平洋戦争の日本については江戸幕府以来の侍精神が明治維新の鬱積を晴らすための闘いだった。故に多くの侍の魂が復活したが、結局第9条で封印されてしまった。もちろん、武装し戦争するということでなく武士道の精神基盤が失われたという怨念が、左翼活動家を通して、日本に再度類い希なるサムライ精神の息吹を甦らす必要があるという意味なのである。とにもかくにも、左翼活動家は憲法第9条が有る限り、サムライ達の魂に代わって日本の根本が何であるかを問うているにすぎない。「第9条」の存在こそ左翼活動家・左翼政党の活動の核心的根本であるのだ。