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北朝鮮の無敵艦隊はどうなる

正恩ご自慢の駆逐艦が進水式で横転するという、まさに無敵艦隊を象徴する船出だった。世界中の仮想通貨をだまし取って作った駆逐艦もあぶく銭のまま海の墓標も良いかもしれない。去年は中国人民解放軍の原子力潜水艦が港に停泊したまま海底に沈む事故が起きている。潜水艦だから沈没は当たり前だが、これも浮上したという話は聞いていない。世の中もはや戦争なのだろう、ロシアの平原にいるはずの北朝鮮軍1万5千人も墓標になっているのではないか。第二次世界大戦は文字通り世界中を敵味方に別れ史上まれにみる戦争だった。この戦争の起因は、ヒトラーを中心とする枢軸国側の軍事同盟と多数の植民地を有する連合国側の闘いであるが実はそうではないかもしれない。この戦争は人類が神に挑戦するハルマゲドン的な要素が大きい。それまでの人類は神の名の下に戦争を行うが、決して神に対しての戦ではなかった。そのため、常に神を畏敬し神のための闘いだった。しかし、ヒトラーやスターリン、毛沢東は、神を見限り神に挑戦し、神以上の神として人類を支配しようと試みたのだ。これは冥府の悪魔が彼らと関わって可能性もあるが、ヒトラー他の超独裁者の心の中は自らを神とすることだった。この言わば神への挑戦により、人類は多くの科学技術を手に入れ、遙かなる繁栄をもたらすという恩恵を受けることになる。その成果が現代社会でもあるのだ。しかし、人類は神への畏敬がどこかに消えたのだ。誰も教会にも行っても寺社に行っても神を崇敬することはない、逆に神を無視し自然を無視し、まるで人類が地球の創造主かのような意識を持ちだした。さて、現代、神をないがしろにして、人類が地球の中心である思想は、さらに人類に繁栄と栄光をもたらすだろうか。米もない、ガソリンもなく、世界中がやれ関税だ、戦争だと、金の亡者となって他者を侵害することに躊躇しない自己中心さは、神の尊厳はどうみているのか。そして、沈黙している神は無敵人類にどういう墓標を作ろうとするのか、もはや神のみぞ知る。

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