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狂気に対する裁判

DSC05667相模原の障がい者施設での凶行に対し、犯人に死刑判決が出ました。当然のことですが、彼はまたは彼らは異常者ではなく、そういう自己中心の世界を作り上げるために他人を犠牲にしたのです。特定のだれかではなく、自分で作り出した物差しに合わないと思った人間を作業的に破壊し、自分の存在を証明したかったのです。かれらには、京都でアニメ会社にガソリンを蒔いた男や、小学生の並んだ列に刃物を切りつけた無差別殺人もすべて同じでしょう。社会から疎外され、社会から見放されたと思い込んでいる人間にとって逃避し身を隠すのではなく、自分の作り出す尺度で生きようとする人が存在するわけです。しかし、それを実現するには、その尺度に適合しないものを排除したいという衝動が凶行に走らすのです。世間と違う尺度をもつ個人または集団は当然のごとく社会と摩擦を起こすということです。彼らには彼らなりの尺度、いわゆる一種の正義があって、あるというより作り出すのですが、それが絶対正しいと信じ、または信じ込ませて、それ以外は間違った社会であり、間違った社会にいる人々には、服従させるか、さもなければ死でしかないという主張は、これまでの様々なカルト的集団や個人の思考体系です。
これは人間の本来的な性質でもあり、自分を正当化する又は自分のほうが正しいと思い込むのは誰でも同じですが、通常普通の場合は様々な失敗を通じて自らの非を認めるのですが、例えば障がい者は無能で社会の害だと信じ込むことで、自分の価値観と過去のカルト的考えがマッチングすると異常な行動に出てしまうのです。障がい者の方々は社会のレベルと上げる上で極めて重要な役目があります。
さて、今の世界は新型コロナウィルス、いわゆる武漢ウィルスの世界的蔓延で多くの国々がパニックになっています。もちろん日本も同様です。どこまで、いつまで広がり続け、自らも感染するかもしれないという恐怖にだれもが震えています。医療関係ばかりではなく、産業や経済、工場、商店などありとあらゆる業務が止まる寸前です。決して人類にとって初めての経験ではありませんが、昔と今では世界の物流システム、人々の流れが比べ物にならず、あっという間に世界中に広がると言う異常事態になったからこのような騒ぎになりました。各国首脳も手の施しようがないくらい、先行きがおぼつかない状況です。日本は病気はもとより自然災害や戦争も経験してますのでその分、国民の対応力は他国よりの優れているし、いまのところ局地的な拡散でなんとか持ちこたえているというのは流石に日本です。
このウィルスに早くワクチンが開発できれば急速に世界も復旧するでしょうが、巧妙に人工的に作られたこの中国発のウィルスが実は世界のこれまでの価値観や尺度を変えるかもしれないと少し思っています。現在の資本主義体制は、実のところ、共産主義かつ独裁主義国家である中国の支えで成り立っています。資本主義大国のアメリカはもちろん世界の超大国ですが、ものつくりを捨てて、コンピュータによりIT革命とドルを基調にした金融商品で世界に君臨しているわけです。それがこういう経済の失速でどう変化するのか、どうなれば世界を立て直せるのかの岐路に来ています。これまでのオピニオンリーダーであり、人権問題、環境問題で先導していたEU各国が危機に立った今が本当のきターニングポイントでしょう。
もうしわけありませんが、いまファイスブックを作成中です、さらに紹介所のフェイスブックページを構築するのですが、スマホもロクに扱えずに、時代の波に乗れません、なんとかウィルスが去るまでになんとか使えるよう努力したいと思っております。

内山家政婦看護師紹介所

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