トップイメージ

中国の属国か、米国の同盟か

カンボジアに続いて、スリランカが債務を返せず中国の属国となるようだ。まさに中国の思うつぼ、友好という餌でみごとに罠に引っかかった国である。インドもヒマラヤを挟んでにらみ合っている状況で、南北で中国の脅威に戦う必要がある、チベットはおろか、ヒマラヤを越えたこともない中国が平気でインド領を中国の領土と言うのを世界各国の政府は良く考えることだ。いつまでも中国共産党にご機嫌を取ってお金を欲しがっても、結局全て取られるだけのこと、暴力団より始末が悪い。
さて、日本はこの中国の属国になるのか、はたまた日米安保条約に基づく同盟国を維持するのか。基本的に自民党政権なので同盟国は継続であるが、鳩山由紀夫率いる立憲党は日米同盟を棄て中国属国化が隠された本音だろう。
はっきり言って、英霊は敵対した国と友人になることを歓迎するだろう、武士の戦とは昨日の敵は今日の友であり、戦った者同士の友情であり、スポーツ界でもノーサイドという言葉があるが、終われば握手してお互いにたたえ合うことが生きがいなのだ。もし違うと言う英霊がいたとしてもそこはお許しください。いずれにしてもアメリカとの付き合いは徳川時代末期の開国からずっとつながっている。黒船は戦闘艦だが、当時は侍の時代で戦争にはならなかった。結局わけのわからない理由で太平洋戦争が日本から始めたが、終戦でも日本の独立は守られた。もし、ソ連だったら今でも日本はロシア領で、日本人は皆ロシア語を話していたろう。中国には白村江の戦いから脅威にさらされており、もちろん元寇は辛くも勝利したが、実際は元は三度目の侵攻を計画していた。また琉球も元寇にあっているが、これは琉球独力で跳ねのけている。琉球はその後、属国として日本と中国を天秤にかけて貿易立国として生き抜いたのである。さて、秀吉の朝鮮出兵も危なかった、二度の朝鮮戦役ではなんとか勝利できたが、戦法によっては明の軍隊が日本本土攻略も考えられたであろう、まあ、日本も戦国時代末期であり負けはしないと思うが。いずれにしても日本は常に中国の脅威のもとで中国の属国になったためしはないのはさすがである。しかし、現在の中国は軍事力や経済力はアメリカと匹敵する力を有し、朝鮮半島、カンボジア、スリランカも属国化した国となっている。日本も中国の属国化するか、あくまでも米国と同盟で切り抜けるか。そこで考えると、日本は織田・徳川連合軍のようにアメリカとより一体化した同盟になる必要があろう。織田信長のように無理難題を言いつけられるが、同盟を維持して行かなくては戦国時代を生き抜いていかなかったろう。もちろん織田家は徳川家の戦力を圧倒していたので根本的に逆らうこともできなかった。しかし、この織田・徳川連合軍は、今日の日米同盟と思えば良いだろう。ほかに日本が生き残る道はないのだ。いや、中国の属国でもいいという野党はそれなりに頑張ってください。

内山家政婦看護師紹介所

トップへ戻る