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桜田門外の変も雪の中

ウクライナの大地では白兵戦が行われていると聞くと何か助けたいとは思いますが、如何せん遠すぎます、ただただウクライナの無事を祈るだけです。さて、150年前桜田門では井伊大老の江戸城登城時に水戸藩士たちの襲撃を受け、あえなく大老は暗殺されてしまいました。大老という職責は今でいうなら総理大臣でしょう、約20名の水戸浪士側に対し、井伊家の警護役である供侍も応戦しましたが、所詮多勢に無勢、白刃振りかざした日本刀同士の激闘も数分で決着がつきました。惨殺された井伊家の主従は桜田門の面前で血まみれで動かなくなりました、そして時代はいよいよ王政復古に向かって動き出すのです。その後、暗殺に成功した水戸浪士側では、逃げ捺せたものは数人で皆逮捕されたりして自死しました。そして井伊大老を守らず逃げ去った井伊家家臣は全員切腹または斬首の処罰だったそうです。そしてもうひとつ歴史に名前を残した戦いがレオニダス大王のスパルタの奮戦です。100万の大群でギリシャに攻め込んだペルシャ軍を待ち受けたスパルタの300人の兵士は、全滅するまでペルシャの進撃を食い止め、想像するに一万人以上のペルシャ兵を地獄に送りました。レオ二ダス大王以下のスパルタ兵の屈強さは世界史に残り、そしてその後のアテネ以下ギリシャ側の勝利につながりました。
尊王攘夷の名目で殺された開国派の井伊直弼大老ですが、結局日本は開国し独立国としての道を築きました。レオナイダス大王も、遥かに昔紀元前の話ですが、絶対封建性のペルシャを打倒し、民主主義のギリシャのポリス世界を守りました。世界は強権大国であろうが、原理的な盲信グループであろうが、結局は民主主義と自由主義には敵わないという事です。プーチン小僧は諜報部員のときに歴史を学んでいないんですな。

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