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暗殺国家の終焉

どこかの国の総理大臣は長男を総理秘書官にするなどという身びいきがまかり通る国はとても先進国とは申せないが、暗殺や殺しでトップになることができるという国は、もはや野蛮国と形容するしかない。申すまでもなく、ロシアは暗殺で社会を支配する国である。スターリンは数千万人のロシア市民を処刑してソビエト連邦を超大国にした。しかし結局ソ連は崩壊した。あたりまえだろう、好き勝手に殺しまくればいつかは反動が来て、自らを滅ぼすものだ。さて、今のプーチンもこれまでロンドンとか他国に逃げ延びた反プーチンの要人をことごとく暗殺してきた。そのほとんどが毒殺という、すぐには殺さず何日も苦しめて殺すという非道さだ。しかし、今回はロシア国内で、もともとプーチンの手下や仲間である新興大富豪、いわゆるオリガルヒが次々と死亡している。見た目は自殺であるが、もちろんこれも暗殺だ。オルガルヒたち新興財閥は、西側に石油やガスを売ることで莫大な富を得てきた以上、プーチンのはじめたウクライナ戦争で大きな損失をだし、他国に置いてあった超大型ヨットや資産や資金も没収・凍結されては困るの必定であり、プーチンに戦争中止をもの申した帰りに返り討ちに遭ったということにすぎない。仲間すら意見を言っただけで地獄に突き落とす、悪党の世界もままならないのだ。あれだけの親衛隊で周りを警護しているのは、プーチン自体が暗殺されることを想定しているからだが、世の中暗殺だけを用心してもだめだ。結局必要な情報が届かない、言った命令が伝わっていないということになればどうなるか。金ちゃんのようなレベルでは端から世界と隔絶して金王朝が消滅しても問題は無いが、ロシアはその死と死んだ後が問題になる。まさに死んだ大怪獣の後始末だが、どこかで見たような話であるが、結論からいうと、身内あたりに殺されるというのが歴史の流れであろう。あれ、日本の話かな?

内山家政婦看護師紹介所

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