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裁判記録の破棄は犯罪的

神戸家裁で重要な裁判記録を全て破棄したという、おそらく外部で焼却処分ではなくシュレッダーで行ったと想像できるが、だれがいつ行ったかもわからないという杜撰さだ。もともと裁判記録が外部に漏れることもなく、閲覧しようにもまず不可能なのだから、何十年後かに見られることができるようになっても、もう当事者の全てはこの世にいないだろう。つまりは無くてもいいし、裁判所にとって都合の悪い書類は密かに廃棄しようという、おそらく担当した者の思惑がある。裁判所も含め全ての公務員は自分の書類は仕事が終われば破棄するという人が大半だろう。去年の記録も全くないので困ったことが多々あった。自分は全ての書類は全て残すので後任者は助かったと思うが、おそらく今はもう何も残ってはいまい。それほど公務員は書類の保存には否定的であり、今回がその典型的事例だ。後世に伝え置くべき貴重な判断材料も、だれかの身勝手な行動で永久に失われてしまったからだ。ロシアのプーチンも自らの強欲さで他国の人々を戦争に巻き込むということをしているが、ロシア国民はそれを止めることもしないで戦争を賛美し、戦闘に参加しているとはロシアの国民性は恐ろしい。つまりはどんな凶悪な事例でも当事者だけで決定し、後世のことも、全ての人々も考えずに、破綻的な完全な破壊を行われているという危機的状況だ。
東日本大震災でも、原子力発電所の苦闘を妨害する管直人民主党が全ての原子炉をメルトダウンさせた。数年前には沖縄で首里城が本来であればボヤで済むような火災で重要構造物を全てを焼却させてしまった。だれひとり消火器を用意することすら知らなかったというような無残な状況だった。今年も、誰かが少しでも注意すれば防げた知床遊覧船では多くの観光客を冷たい海に沈めさせ、奈良ではほんの一瞬だれかが気づけば防げた安倍元総理の射殺があり、そしてまた幼稚園バス内で十分対応できたであろう、園児バス閉じ込め死事件があった。誰かと言うしかないが、本当にその場にいるはずの人間が少しでも注意を向ければ防げたことが何もできずに最悪の結果を出している。統一教会も何十年も問題視されていながら、ようやくその犯罪、不法行為にメスが入ろうとしている。たしかに信教の自由という根源的な人権問題でもあるが、それを盾に好き勝手に詐欺を行ってきた組織をだれかがずっと野放しにしてきた結果であることも知るべきだ。結局、これらは世の中には責任をもって社会を守る人間は皆無であるという証拠でしかない。故に責任逃れで重要な書類も証拠隠滅の犠牲となったのだ。

内山家政婦看護師紹介所

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