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デズニーランド化する日本

シルバーウィーク直前、コロナも無かったかのように観光立国が動き出しています。もちろん、台風も3つも近くにいては大丈夫だろうかと心配です。しかし、この平和ぼけ日本、日本中が行楽の聖地と化して、まるで全国がデズニーランドのようです。世界中で戦争や気象災害で生活するのも困窮している人が山ほどいるのに、これは本当におとぎの国なんですね。さて、話は変わって上念氏の著書を読んで、ようやく裏の事情がわかりここに記載しておこうと思います。もちろん詳しくは上念司先生に聞いてください。小泉総理の時代に郵政事業の民営化があり、ひところはアメリカへ郵貯財源を売り飛ばすのではないかと危惧し、それはいまでも変わりませんが、なぜ郵便局の民営化に進んだかがわかりました。それは莫大な郵便貯金を使う公共投資が先細りになったからでした。それまでは公共事業にいくらでも資金をつぎ込みインフラや産業などを発展することができたのが、公共事業が一段落して工事の必要性がなくなると、この膨大な資金のやり場がなくなったのです。そのまま持っていても預金者の利子も払えなくなり、いずれは破綻するために民営化し、郵便局自らがその巨額の資金の使い道を考えろということになったようです。つまり国としては不要になった資金の切り捨てだったのです。切り捨てという表現は穏やかではないですが、郵便局の職員はもちろん憤りを覚えたでしょう。結論からいえば財政投融資はなくなり、郵貯銀行として独自の路線を今に至ったわけです。このコロナで世界中が莫大な資金投入をしたのですが、その有り余った金が世界を駆け巡り、円安や株安、資源の高騰、インフレ、デフレ、その他いろいろな問題が発生してきていますが、連休中に一度考えてみてはどうでしょうか。
ついでに、ロシア軍はウクライナから転げるように逃げ出しているようですが、プーチンの最終の常套手段は暗殺です、ゼレンスキー大統領閣下のご無事を祈ります。

内山家政婦看護師紹介所

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