トップイメージ

少子化対策の根本とは

日本の少子化が止まらない、政府も補助金など対策に躍起だが、なかなかこの経済状況で家庭を持ち子供ができるのも大変だ。子供も車に置き去りにされたり、保育園で虐待されるなど悲惨な話もある。では金をバラまけば子供が増えるのかは疑問だ、よく評論家や知識人が経済的対策の必要性があり、特に貧困家庭の支援は必要と言うが、それは確かに重要であるがそれだけなのであろうか。アジアやアフリカでは貧困に加え、環境破壊や災害、飢餓に瀕しているが、人口はどんどん増えている、今年は80億人に地球上では人口が達したというニュースを見た記憶がある。地球では開発国で爆発的な人口増が起こっているのだ、インドはすぐに中国人より多くなるという。15億人なら日本の15倍の人数。一割のインド人が日本に観光に来ただけでも遙かに日本の人口を上回る。経済的な要因というより家族の意識が違うと言うことだろう、かの国々は民主主義とか自由主義とか言う前の、強いて言えば封建時代の家長制が色濃く残り父親の権限が強いのではないかと思っている。実際に彼らの家庭を見たわけでもないが、少なくとも日本の家庭で父親の家長である姿はもう絶滅している。家としての機能が無くなれば後は個人の自由、生まれれば家族となると言うよりも結局個々の権利能力が優先すれば、子供よりまずは自分という親も出てこよう。結局、少子化とは人間社会の縮図であり、親とは何かをしっかり認識できないと、いくら金があろうが、不自由のない生活であろうが、親子関係は希薄で、なにかサザエさん一家のような大黒柱のオヤジさんが新聞を見ているという風景が返ってこなければ少子化は止まらないのかもしれない。

内山家政婦看護師紹介所

トップへ戻る