憲法議論で始めたかと思ったら、まだ10万円の給付でもめていると言う。5万円のクーポンを出すと莫大な事務費が必要と言うことだ。はじめからわかっていたのなら、なぜ議論するのかわからない。学会会費のためには会員に給付が欲しい公明党としては必要額は5万円ということがわかるが、それこそマイナンバーカードと結びつけてポイントにすれば普及にも一役買えたはずの問題だ。そもそも自分たちは一日でも国会議員なら交通費とか文書費を何百万円も振り込まれるのに、国民の給付は一円たりとも渡す気はないのだ、これを国会議員守銭奴または金の亡者国会議員と言う。昔の議員は身銭を削って困窮する国民に分け与えた人物も大勢いたが、そうい……
アメリカで竜巻が多数発生して大きな被害が出ているようで、誠にお見舞い申し上げる。日本も以外に竜巻発生は多いし、実際千葉県は被害に会っているのだが。しかし、テレビで見るとまるで核爆弾を落とされたようなぺしゃんこになった工場など想像を絶する光景だ。この時期にこれだけ多数の大型の竜巻が発生することは単なる異常気象のレベルではなく、地球温暖化の影響であろう。地球温暖化が進むという事は最終的に、火星になるか金星になるかの未来しかないことだ。中国のように十年後の2030年になってから対応するというような無責任な国がある限り、他の国々が努力しても無駄だという事だ。中国のCO2排出量は桁が違うからだ、如何にグ……
日大の理事長脱税事件で、学長の記者会見が昨日会ったが、口先だけの改革は自己弁護にもなっていない。おそらく日大はいくら理事を入れ替えても無駄であろう、多くの学生や教職員には酷な話であるが、復活はしてはいけない。これだけの大組織であり、長い歴史をみればほとぼりが冷めた20年後には元に戻っているだろうからだ。せいぜいちゃんこ屋にでもなればいいのではなかろうか。話は飛んでしまうが、東日本大震災で大川小学校は教員同士の無駄な議論で百人以上の学童が津波にのまれた。大地震で津波が接近しているにもかかわらず、意固地になって子供の命を無視して、教師同士の意地の張り合いで、挙句の果てにもろともに津波に消えた。生き……
この世の中は一度消えてしまうと二度と現れないと言う保証はありません。コロナがいい例で、デルタ株以降はいつ終息に向かうかの関心だけだったのが、またしてもオミクロン株と言う新株が登場してきました。歴史は繰り返すのでしょう、消滅しても辞任しても再び日の目を見るものはたくさんあります。先だっての選挙で落選した議員が国会議員を辞めても総理周辺にポストをもらったのですが、さすがに批判を浴びて辞任するということで、あっという間の出来事に驚いています。まあ、復活するならほかにもいろいろあるのだし、他の道を模索することもなく安易な結末は、ご本人の実力の無さでもありましょう、昔大臣の要職にありながら中国は日本攻め……
先日も中国について解説しましたが、国内は秦の始皇帝、対外は三国志のドラマで生きている国ですが、根本的はことは「質より量」という哲学で生きる国ですね、つまり心情的には共産主義と同質なので受け入れやすいのです。西側諸国ともちろん日本は「量より質」ですから大量生産よりも質の方を重視しているので、そもそも根本精神からして正反対です。日本では精密な物が愛され、雑なつくりの物は好まれないでしょう。しかし、中国はなんでもいいので、安くて大量に生産できればなんの問題もありません。質より量というのは人口で見ても一目瞭然、人口が多ければ多いほど、子孫が多ければ多いほど勝なのです。隣の家が10人の子供がいれば、うち……
どれだけの人が気づいているかは知らないが、日大の田中理事長の大学支配と中国共産党つまり習主席の中国支配には共通点がたくさんある。まずは、一個人の人事権で組織全てをコントロールできるということだ。如何に人事権が強いかは、そのポストの任免を自由に決めることができるかで、自らに近い人間を据え付けることができるし、そのポストを餌に子分にすることも可能になるからだ。事実、日大にしても中国にしてもリーダーの意に背く人間は皆無である。次には全ての資金をどう配分するかどう使うかはリーダーの裁量で決めらるということ、反対派や意に背くものに一円の予算も渡さなければ活動すらできなくなる。さらに資金を自由に使えるとい……
世界を俯瞰的にみると、ほぼどこも資本主義経済で動いている、すくなくても共産主義経済を名乗りうまく行っている国はないだろう。北朝鮮ももとより共産主義ではなく、単なる暴力団組織にすぎない。ではこの混とんとした世界を分類すると「多様化」を目指す人々と「硬直化」する人々の2種類に分けられる。いろいろな国会も大雑把に見れば多様化社会なのだろう。しかし、中華思想に盲信する国家やイスラム原理主義以外は容認しない国家、大ロシアを夢見る国家はその意向に反する勢力の存在を許さない。結局この「多様化」と「硬直化」が世界を二分する訳で、実はこれも人間一人の成長過程と同調している。人間が成長する中でどうしても自分が一番……